自律訓練法という名前を聞いたことが
ある人は結構いると思います。
ドイツの精神医学者であるシュルツ博士が
考案した自己催眠法の一種。
用途は自律神経失調症に関する症例だけで
なく、様々なことに応用が効くとされている
方法ですが、大まかに言うと。
@効能
疲労が回復する.
過敏状態が沈静化する.
自己統制力が増し,衝動的な行動が少なくなる.
身体の痛みや精神的な苦痛が緩和される.
向上心が増す.
etc
抜粋元:自律訓練法 - 九州大学病院心療内科
www.cephal.med.kyushu-u.ac.jp/methods/AT.htm
私が自律訓練法を練習した目的はというと、
1.意識的にリラックス状態を作り出せるようになる
2.冷え性を治す(私の場合は軽度でしたが)
3.学習の向上を目指す(これはまだ試してませんが)
2に関してはほぼ達成。足が冷えて眠れない
ということはなくなりました。
1に関しては条件付きで達成。誰もが緊張する
ような場面でも、必要以上に緊張することは
なくなりました。
3に関してはこれから実験。
@方法
*自律訓練法を実践するときの姿勢
1.椅子を腰掛ける姿勢
2.仰向けに寝た姿勢
実践する場所は熱くなく寒くないように。
*言語公式(リラックスして姿勢で行う自己暗示)
背景公式 「気持ちが落ち着いている」
第1公式 「右腕が重たい→左腕が重たい
→両脚が重たい」
第2公式 「右腕が温かい→左腕が温かい
→両脚が温かい」
第3公式 「心臓が規則正しく打っている」
第4公式 「楽に息をしている」
第5公式 「お腹が温かい」
第6公式 「額が心地よく涼しい」
私は、公式2までしかクリアーしていません。
クリアーしたということはすぐ公式内容を体に
感じることができるということ。私の場合は、
基本公式を思い浮かべて少しすると、公式1の
重感と公式2の温感を感じ始めます。
@コツ
実際に、自律訓練法を実習すれば分かりますが、
人によってはなかなか公式通りの感覚を
感じれない場合も多々あります。
その場合、
1.実習前に筋トレをする
2.イメージ法を使う
指導している方のところに行けば教えて
もらえるのでしょうが、ネットか本の
情報では教えていない場合があるので。
自分が知っていて試した方法をここに
列記します。
1.公式1や2の実習の時は、実習前に
腕立てとスクワットをする。
あまり数を行う必要はありません。
あくまで公式の感覚を感じやすく
するために行うのが目的なので。
実習前に筋トレしたら手足が
だるくなるのは当たり前じゃんって思う
方もいらっしゃるでしょうが、
良いんです!
体にその感覚を覚えさせるんです。
そして、実習の時にその感覚を
思い出すようにするわけです。
暗示よりも簡単です。
そのうち、筋トレしなくてもその感じを
現出させられます。
2.公式2ですが、例えば、ストーブに
手をかざしているとイメージ。
足湯をしているとイメージ。自分が
想像しやすいイメージを浮かべ
ます。(想像力がある方は方法2が
おすすめです)
とりあえず今回はここまでとします。
@注意
*精神や神経に疾患がある方は医師に
相談した上で行って下さい。
posted by チャレンジャー5 at 09:07|
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